こんにちは。いつはのいえです。
私は炊飯器無し生活を始めてもうすぐ7年になります。
炊飯器を無くすと炊飯器を置いていたスペースも有効活用出来て、更に炊飯器自体のお手入れからも解放されます。
炊飯器無し生活は気になるけど実際どうなんだろう?と思っている方に鍋の選び方から炊き方までご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
- 炊飯器無し生活に興味がある人
- どんなお鍋を選んだらいいのか分からない人
- お鍋で炊く方法を知りたい人
炊飯器を手放そうと思ったきっかけ
結婚当初は当たり前のように炊飯器を買って使っていました。
結婚するまでは母親が料理を作ってくれて私は食べる専門だったので炊飯器が内釜や内蓋やら色々分解して細かく洗えるなんて全然知りませんでした。
でも洗えると知ってしまうとカビやら雑菌やら心配で洗わずに次のご飯を炊くのが気持ち悪くなってしまい、毎回分解して洗っていました。
毎回洗うのが面倒くさくて多めに炊いて冷凍したりしていたのですが、それでもやっぱり大変。
他に何かいい方法はないかと調べると、お鍋で炊いている人が意外と多いことを知りました!
炊飯器以外なんて選択肢にまったくなかった私は衝撃とともに私もお鍋で炊いてみたい!と思いました。
炊飯用土鍋からステンレス鍋へ
最初は炊飯用土鍋を買いました。内蓋と外蓋があり吹きこぼれにくくなっていてお手入れも楽かな?と安易に決めました。
確かに吹きこぼれないし炊飯器に比べてめちゃくちゃ洗うのが楽になりました。
そして何よりお米が美味しい!!初めて食べた時は感動しました!!
ですが、少々不満なところもありました。
- 土鍋なので長いこと水に浸けておけない
- お昼ご飯に炊いて夜ご飯にも炊きたいのに土鍋がまだ乾いていない
- ご飯を炊く以外に使い道がない
炊飯用土鍋なんだから当たり前なんですけどね。あまり物を持ちたくないので一つの鍋であれも出来るこれも出来るとフル活用して少ない数でやりたかったのです。
そんな不満を持ちながらも炊飯用土鍋を使っていたのですが、ある日内蓋を落として割ってしまい炊飯用土鍋とはサヨナラしました(わざとじゃないですよ)
ジオ・プロダクト ステンレス鍋
急に炊飯用土鍋とサヨナラすることになってしまったので新しい物を買うまで家にあったル・クルーゼの鍋で炊いてみました。
炊飯用土鍋じゃなくても大丈夫なんだと気付きました。
使っていたル・クルーゼの鍋は大きいので小さいのを買おうかと思ったのですがもう少し軽くて落としても割れない鍋はないかと探して見つけた鍋がジオ・プロダクトの両手鍋です。
無駄のないオールステンレスのシンプルな鍋ですが機能は凄いです!
- 全面7層構造でムラなく全体に伝わる熱効率性により、調理時間の短縮や節約効果
- 本体とフタが密着するウォーターシール効果による無水調理、余熱調理が出来る
- ガス、IH、オーブンだけでなくハロゲンヒーターやクッキングヒーターでも使える
- 日本製でなんと15年間の長期保証
水に浸けておくだけでスルッと簡単に洗えて、その後またすぐに使えますし、白米だけではなく別の料理にも使えるのでとても重宝します。
ジオのステンレス鍋は熱伝導と保温性に優れているため、お米が芯までふっくらと炊きあがります。
ジオ 鍋のサイズ選び
下記の表を参考によく炊く分量に合ったサイズのお鍋を選んでください。
サイズ/容量 | 米の適正分量 |
---|---|
16㎝/1.5ℓ | 1〜2合 |
18㎝/2.0ℓ | 2〜3合 |
20㎝/2.7ℓ | 3〜4合 |
22㎝/3.5ℓ | 4〜5合 |
25㎝/5.6ℓ | 5〜6合 |
ステンレス鍋で白米を炊く
私のまわりの人にお鍋で白米を炊いていると言うと凄いね!とか言われますが全然凄くないです。むしろ、炊飯器より楽だからお鍋を選んでいます。
白米の炊き方
- 白米をといで鍋に入れ、水を加えて1時間程つけておく。※目安は夏は約30分、冬は約1時間ですが30分では芯が残ったことがあるので私は夏場も1時間程つけています。
- フタをして中火で加熱する。
- 鍋とフタの間から蒸気が出始めたら弱火にして10〜15分程加熱する。
- 火を止めて余熱で10分程蒸らす。
- フタをあけ、しゃもじで切るように混ぜ合わせる。
ポイント
- 米の分量は1合=180㎖です。
- 水の分量は米に対して1割増。古米の場合は多め、新米は少なめに水加減を調節してください。
- 弱火にしてからの加熱時間は下記の表を参考にしてください。
1〜2合 | 10分 |
---|---|
2〜3合 | 10分 |
3〜4合 | 10〜15分 |
4〜5合 | 10〜15分 |
5合以上 | 15〜20分 |
こんなに簡単に美味しい白米が炊けると炊飯器って何だったんだろうと思ってしまいます。
炊飯器無し生活のデメリット
炊飯器無し生活は良いことばかりですがデメリットもあります。
- タイマー機能が使えない
- 保温機能が使えない
寝る前にセットしておいて起きた時に炊けているようにしたり、働いていて帰って来た時に炊けているようにしたりなど、お鍋で炊く時間すら待てない状況が多い場合には炊飯器無し生活は向かないです。
また、家族の食事時間がバラバラなど保温機能は必須の場合も向かないです。
私はおかずを作りながら炊くのでタイマー機能は必要ありませんし、家族の食事時間も同じなので保温機能も必要ありません。
自分の普段の生活次第で炊飯器とお鍋で炊くのを併用してもいいかもしれません。
炊飯器を処分する勇気が出ない時は
炊飯器無し生活をしてみようと決意した時によく思うことがあります。
私も最初は処分するのがこわかったです。
ですが無理して処分しなくて大丈夫です。半年程しまっておいて本当に炊飯器が不要だと思えた時に処分しましょう。
私も炊飯器に戻ることはありませんでしたが、処分するまでに1年程保管していました。
さいごに
炊飯器無し生活はハードルが高いように思われがちですが、やってみると炊飯器よりも簡単で快適です。
普段からご飯を鍋で炊いていれば災害時や停電時にもカセットコンロで作れたりと役に立つかもしれません。